研究プロジェクト管理システム(R3)ヘルプ

このヘルプでは、研究計画書や研究報告書を作成いただくにあたっての基本的な説明や、記載いただく各項目の説明をまとめています。
システム概要および画面の操作方法は、操作マニュアルをご参照ください。
ご質問は、JST課題担当者か、下記のメールアドレス宛に、氏名・所属・課題のグラントナンバー等を記載のうえ、お問い合わせください。
科学技術振興機構 R3担当 

【目次】

R3で提出される書類について

研究計画書(全体計画書)

全体計画書について

研究開発計画及び委託研究開発契約に係る条件の調整を行うため、採択時に全期間分の全体計画書を、また各年1~2月頃に翌事業年度分の更新を加えて、作成・提出いただきます。
【全体計画書の構成】
計画書本文
[Word様式]
本課題の研究開発内容を記載する基本計画の本文です。計画様式内の注意書きに従い作成してください。
別紙(必須) データマネジメントプラン[Excel様式]
  • 研究成果の効果的な利活用に向け、研究成果として生じた研究データの保存・管理・公開の方針を記載ください。
予算
[画面入力]
全研究期間の契約単位
  • 予算費目毎の予算計画と、年度毎の契約単位の予算明細計画に分かれています。予算明細は、当該事業年度分のみ作成いただきます。
役割・体制
[画面入力]
本研究に参加する者を登録してください。
契約情報・その他
[画面入力]
研究開発課題名および当年度の研究目的を記載してください。委託研究契約書に直接反映されます。
研究契約に係る書類や研究費執行にあたってのより詳細な留意点等は、「研究契約に係る書類」ホームページの委託研究事務処理説明書やFAQをご参照ください。

計画書を変更する例

■JST課題担当者に事前連絡が不要な例
R3上で計画書を改訂し、確定することで、JST課題担当者へご連絡ください。

■R3の操作の前にJST課題担当者に事前連絡、調整が必要な例
JST課題担当者に事前に連絡いただき調整したうえで、計画変更申請書(計画様式6)を提出し、JSTの事前承認が必要です。

年次報告書(実施報告書)

  1. 各年度の終了月の翌々月(翌事業年度の5月31日)までに、実施報告書として事業年度毎の研究開発成果を報告いただきます。
  2. 実施報告書は研究責任者が全参画機関の成果を1報にとりまとめて作成してください。

委託研究実績報告書
(兼収支決算報告書)
研究責任者・主たる研究分担者からの提出は不要です。各研究機関の経理・契約等の事務担当から、JST契約部宛に提出されます。

中間報告書(中間評価用資料)

■ステージⅠ(育成フェーズ)
中間報告書(中間評価用資料)の作成・提出は不要です。

■ステージⅡ(本格フェーズ)
中間評価の実施にあたり、評価に必要な資料を準備いただく場合があります。具体的な提出方法・期限は、JST課題担当者の指示に従ってください。

終了報告書(完了報告書)

  1. 課題が終了した際には、別途指定する日までに、実施報告書に加えて、完了報告書として委託研究開発課題全体の研究開発結果を報告いただきます。
  2. 完了報告書は研究責任者が全参画機関の成果を1報にとりまとめて作成してください。

用語

研究領域① ICT、電子デバイス、ものづくり分野
② 機能材料分野
③ アグリ・バイオ分野
研究課題公募に対して提案・採択された研究テーマ名
研究題目A-STEP産学共同では研究課題名と同じ
研究チームステージⅠ(育成フェーズ):単独あるいは複数の大学等のみからなる研究開発チーム
ステージⅡ(本格フェーズ):大学等と企業等からなる産学共同研究チーム
研究代表者研究チームを代表し、研究課題全体の研究推進に責任を負う研究者(A-STEP産学共同における「研究責任者」)
主たる共同研究者共同研究グループを代表する研究者。共同研究グループの責任者として、研究代表者の研究構想実現に必要な研究を推進する(A-STEP産学共同における「主たる研究分担者」)。
研究者等(研究参加者)研究責任者、主たる研究分担者、及び本研究に従事する研究員、技術員、研究補助員、学生等
研究担当者委託研究を中心的に行う者として委託研究契約書に記載される者(A-STEP産学共同における「研究開発担当者(研究責任者および主たる研究分担者)」)
契約担当者委託研究契約の契約権限をもつ研究機関側の代表者
研究計画書研究チーム(個人型の場合は個人)単位で作成され、JSTの承認を得た研究課題の研究計画(A-STEP産学共同における「全体計画書」)
契約期間委託研究契約書で定める契約期間
研究期間研究計画書で定める研究課題の全研究期間
※中間評価等の結果により、期間が変更される場合あり
事業年度各年4月1日から翌年の3月31日までの1年間
大学等「大学等」とは、大学、高等専門学校、公的研究開発機関、公益財団法人、公益社団法人、一般財団法人または一般社団法人をいいます。 ただし、一般財団法人、一般社団法人は、以下をすべて満たすものが対象です。
  1. 旧制公益法人から移行したものであること
  2. 非営利型法人であること
  3. 定款に事業として「研究」を含むこと
企業等主として民間企業等の「大学等」以外の研究機関
JST課題担当者研究課題の推進に係る対応や支援等を行うJST事業部門の担当者であり、研究担当者の連絡窓口となる者。
研究総括A-STEP産学共同においては「プログラムオフィサー(PO)」に読み替えてください。

Q&A

■QA01 ログインできない(401ERRORが表示される)

Q ログインしようとすると、401ERRORが表示されログインできません。

■QA02 計画書・報告書を変更できない

Q 「新規登録」「更新」ボタンが見当たりません。
Q 役割・体制で、登録をクリックしても、リストに反映されません。

■QA03 研究代表者や共同研究者等の情報

Q 役割・体制で、所属・役職等の情報を編集できません。
Q 研究代表者や共同研究者が異動しますがどうしたらよいですか。

■QA04 申請

Q 確定ボタンがありません。

■QA05 ファイル様式、ダウンロード

Q 様式はどこにありますか/様式はどこからアップロードしますか。 Q ダウンロードをしようとしたのですが、ダウンロードが開始されません。どこからダウンロードできますか。

■QA06 アカウント・権限・メール通知

Q 研究代表者と共同研究者の権限の違いを教えてください。 Q メール通知はどのタイミングで誰に対してありますか。メール通知の送信元メールアドレスは何ですか。 Q メール通知はどのメールに送られますか。変更することはできますか。

【項目毎の説明】

■予算計画

全研究期間及び当年度の予算計画をご記載ください。当年度予算計画については、詳細な計画をご記載いただきますが、翌年度以降の予算計画は物品費、旅費、人件費・謝金、その他の4つの費目の予算額についてご記載ください。

予算明細の記載例

■委託研究の予算費目
1)直接経費本研究の実施に直接的に必要な経費であり、以下の4つの費目で構成
 ①物品費研究用設備・備品・試作品、ソフトウェア(既製品)、書籍購入費、研究用試薬・材料・消耗品等の購入費用
 ②旅費研究担当者及び研究計画書記載の研究参加者等に係る旅費、招へい者に係る旅費
 ③人件費・謝金本研究のために雇用する研究者等(研究担当者を除く)の人件費、人材派遣、講演依頼謝金等の経費
 ④その他上記の他、本研究を実施するための経費
例)研究成果発表費用(論文投稿料、論文別刷費用、HP作成費用等)、会議費、運搬費、機器リース費用、機器修理費用、印刷費、外注費(ソフトウェア外注製作費、検査業務費等)、ソフトウェアライセンス使用料、研究以外の業務の代行に係る経費、不課税取引等に係る消費税相当額等
2)間接経費直接経費に対して一定比率で手当され、本研究の実施に伴う研究機関の管理等に必要な経費
契約金額は、直接経費と、直接経費に対する一定比率(原則30%の間接経費率)で措置される間接経費を合算した額になります。

■直接経費として計上できない経費 ■直接経費計上が不適切と見なされる事例
以下の事例は合目的性・適正性の観点より直接経費での計上が認められません。直接経費の計上にあたっては、以下の事例を参考にその妥当性を適切に判断してください。
研究契約に係る書類や研究費執行にあたってのより詳細な留意点等は、「研究契約に係る書類」ホームページの委託研究事務処理説明書やFAQをご参照ください。

予算計画明細:物品費-設備備品費


研究契約に係る書類や研究費執行にあたってのより詳細な留意点等は、「研究契約に係る書類」ホームページの委託研究事務処理説明書やFAQをご参照ください。

予算計画明細:物品費-消耗品費


研究契約に係る書類や研究費執行にあたってのより詳細な留意点等は、「研究契約に係る書類」ホームページの委託研究事務処理説明書やFAQをご参照ください。

予算計画明細:旅費


研究契約に係る書類や研究費執行にあたってのより詳細な留意点等は、「研究契約に係る書類」ホームページの委託研究事務処理説明書やFAQをご参照ください。

予算計画明細:人件費・謝金-人件費


研究契約に係る書類や研究費執行にあたってのより詳細な留意点等は、「研究契約に係る書類」ホームページの委託研究事務処理説明書やFAQをご参照ください。

予算計画明細:人件費・謝金-謝金


研究契約に係る書類や研究費執行にあたってのより詳細な留意点等は、「研究契約に係る書類」ホームページの委託研究事務処理説明書やFAQをご参照ください。

予算計画明細:その他


研究契約に係る書類や研究費執行にあたってのより詳細な留意点等は、「研究契約に係る書類」ホームページの委託研究事務処理説明書やFAQをご参照ください。

予算計画明細:次年度以降に必要となる主な設備

予算計画明細 自己資金:人件費


研究契約に係る書類や研究費執行にあたってのより詳細な留意点等は、「研究契約に係る書類」ホームページの委託研究事務処理説明書やFAQをご参照ください。

予算計画明細 自己資金:研究開発費


研究契約に係る書類や研究費執行にあたってのより詳細な留意点等は、「研究契約に係る書類」ホームページの委託研究事務処理説明書やFAQをご参照ください。

予算計画明細 自己資金:共同研究費


研究契約に係る書類や研究費執行にあたってのより詳細な留意点等は、「研究契約に係る書類」ホームページの委託研究事務処理説明書やFAQをご参照ください。

予算計画明細 自己資金:その他


研究契約に係る書類や研究費執行にあたってのより詳細な留意点等は、「研究契約に係る書類」ホームページの委託研究事務処理説明書やFAQをご参照ください。

■体制一覧

体制一覧の記載例


<若手研究者の自発的な研究活動等に関する実施方針(専従義務の緩和)について>
プロジェクトの実施のために雇用される若手研究者について、雇用されているプロジェクトから人件費を支出しつつ、当該プロジェクトに従事するエフォートの一部を、プロジェクトの推進に資する若手研究者の自発的な研究活動や研究・マネジメント能力向上に資する活動に充当することも可能です。
A-STEPにおける対象者等については、以下の実施方針を参照願います。
https://www.jst.go.jp/a-step/jimu/files/common/senjyukanwa_a-step.pdf

研究契約に係る書類や研究費執行にあたってのより詳細な留意点等は、「研究契約に係る書類」ホームページの委託研究事務処理説明書やFAQをご参照ください。

体制登録-参加者情報

体制登録-研究倫理教材の履修状況


※研究倫理教材の履修状況に入力された項目は、前年度コピーを利用して追加したメンバーの場合には、前の年度の情報と連動して変更されます。翌年度の計画書の作成途中に記載事項に変更になった場合には当年度の計画書の修正は自動で反映されます。

■契約情報・その他

契約情報・その他


研究契約に係る書類や研究費執行に関する詳細な留意点等は、「研究契約に係る書類」ホームページの委託研究事務処理説明書やFAQをご参照ください。

■年次報告書の概要(公開)

■成果リスト

論文

発表

書籍・総説・その他

特許

受賞

報道

ワークショップ・展示会 (さきがけ/ACT-Xは任意)

■R3利用者登録

書類の確認と進捗管理について(研究総括・JST課題担当者向け)

研究代表者から提出された計画書・報告書は、研究総括とJST課題担当者とで確認します。

■進捗管理画面
年度毎に、担当する課題の計画書・報告書の一覧が表示されます。
ステータスが「承認待」になっているものに対し、申請画面へ遷移して、申請の処理をしてください。
研究総括とJST課題担当者の申請処理状況は、ステータスで確認できます。
※研究代表者は進捗管理画面がなく、研究課題トップ画面に「承認待」「最終承認待」というステータスのみが表示されます。
JST未操作 JST承認
総括未操作

JST承認済み
総括承認

総括承認済み
総括否認

総括否認

JST承認済み
総括否認

■研究総括の申請処理画面
申請内容を確認のうえ、承認か否認をしてください。
※申請内容をファイル形式で確認したい場合は、進捗管理画面より、一式ダウンロードできます。
※一度承認すると、否認へ変更することはできません。承認後に何かあれば、JST課題担当者へご連絡ください。(否認をしたものは、いつでも承認へ変更することができます。)
※JST課題担当者は、総括の代理で、承認操作をすることが可能です。操作を任せたい場合は、JST課題担当者と調整をお願いします。


■JST課題担当者の申請処理画面
JST課題担当者は、承認(総括代理)、承認(JST)、差し戻しができます。
※承認(総括代理)は、総括否認の状態からでも押下が可能です。
※総括の処理状況に関わらず、差し戻しができます。


研究総括とJST課題担当者の承認が揃うと、JST課題担当者は、最終承認、差し戻しができるようになります。


■進捗管理コメントについて
各申請書類に、コメントをつけ、研究代表者へ伝えることができます。詳細は、操作マニュアル2.4コメントをご参照ください。
進捗管理画面で、領域を指定した状態にすると、その領域単位でのコメントが登録できます。研究総括とJST課題担当者がやり取りをすることを想定した機能で、研究代表者等は閲覧できません。

問い合わせ先

研究計画や実績報告の内容や〆切等について
 JST課題担当者までお問い合わせください。
R3の操作方法、システムトラブルについて
 下記のメールアドレス宛に、氏名・所属・課題のグラントナンバー等を記載のうえ、お問い合わせください。  科学技術振興機構 R3担当 
 ※電話でのお問い合わせは受け付けておりません。

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日付 修正内容
2025/7/9 新規作成


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